職人達の披露宴 (前編)

British Summer Time begins (UK)

* * * * *

【イベント】
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以前に行った、ギラデリのチョコレート・フェスティバル
鼻血を出すかと思うほどの激甘砂糖攻撃に、不甲斐なくも息絶え絶え状態になり、二度と行くまい、と誓った過程は、日記に残してある通り。

しかし、とある情報誌で見つけた、ギラデリ以上かと思われる規模の、チョコレートイベントのお知らせ。
これに再びノッてしまったお嬢と私って、どれだけ懲りないヤツラなの。
それもこれも、いくらお菓子を減らそうとしても、やっぱりチョコレートは別格だよね、と口をそろえて言ってしまう、そんな愛ゆえの行為。(誰に向かって)

仲良しRogiさん母娘にお付き合いいただき、目指すはサンフランシスコ、であったのです。



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The 3rd Annual San Francisco International Chocolate Salon
TasteTV後援によって集まったのは、50を超えるチョコレート・ワイン・お菓子の工房です。

イベント時間は、土曜の午前10時から午後6時まで。
だったのですが、娘達は午後から日本語学校があるので、帰りの時間も考えると、我々に許された時間は、10時から12時までの2時間。
会場に入るまで、どれだけの規模で、どのように周れば良いのか、全く見当がつかなかったので、入り口にずらりと並ぶ列にいながら、どきどきしながら開場を待ちました。

10時になっても、その列はびくとも動かず、首を伸ばして入り口内を見てみれば、何やらごたごたしている様子。
ようやくわかったことには、こちらのイベント、事前にオンラインで予約した人は、入り口で名前等の確認を受ければ入場できるはずが、受付側の手際がいまいちで、なかなかスムーズに行われず。
時間制限のあるこちらとしては、やきもきするばかりでどうしようもなく。

ようやく確認を受けて、チケット代わりのリストバンドを受け取った時には、すでに10時半近くになっておりました。(ぐったり)

しかし、そんないきなりの疲労弾を受けた心も、アーチをくぐりぬけた光景を見た途端に、天井近くまで舞い上がったのでございます。

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体育館のような会場に、隙間なく設置されたブースの数々。
青や白のテーブルクロスの上にずらりと並ぶのは、チョコレート、ちょこれーと、chocolate。
あまりの数の多さに、どこから突撃すればいいかわからない。ああ、どう周れば限られた時間内で、一番効率良く行けるんだ。

なんて悩んでる母ちゃんはさっさと置きざりにして、お嬢たちはすでに遠くで、もりもりサンプル食べてるし。(驚愕)

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気を取り直して、順繰りに一つ一つ訪れ始めましたが、とにかくどこもすごい人だかり。1つのテーブルにつき、数種類並ぶサンプルのうち、どれか1個取っては、さっさと次に行くしかなく。
会場内ルールで「袋は禁止」となっていたものの、全部その場で食べていたら、途中で吐くこと間違いなし。かと言って、サンプル取らなきゃ、チケット代がムダになっちゃうし。(ちょー庶民発言)

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たまたまカバンの中に、甘いもの対策の食べ物を入れた袋があったので、もらったサンプルは、どんどんその中にほりこみながら、次々とブースの波を渡って行く。
そして1つの袋の中で、ちっちゃいチョコがごっちゃごちゃになって、どれがどこのサンプルなのか、百万年経ってもわからねえ、という状態になっていることに気づいた時には、すでに遅すぎたなんてもんじゃございません。
ううう、こんな舌でも、なんとなくチョコレートテイスティングの真似事ぐらいしてみたかったのに……!(ぎりぎり)(ハンカチを噛む)

しかし、やっぱりそうやって正解でした。
会場内ではトータルで数個しか食べなかったのに、最後には胸焼けがしてましたから。軟弱モノ、と嘲笑ってやってください……(そっと俯く)

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そんなあれやこれやはあったものの、とにもかくにも、楽しいイベントであったことは言うまでもありません。
数十のチョコレートメーカーが集う、というより、競うイベントであったので、会場はプロ意識と競争意識に満ちていて。
ベンダー側は争ってサービスに努め、お客さんからの質問も活発で、あちこちで生き生きとしたやりとりが繰り広げられていて。

改めて、チョコレート、というものは。
菓子、という地位にとどまらず。どちら側の立場にいようとも。
それが育まれた歴史や文化をも背負うところの、特別な存在であるのだと。
言葉という形ではなくとも、確かにあの日のあの場所で、声高に語られていたのでございます。

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参加したベンダーは、ほとんどがチョコレート業者でしたが、割合的にはぐっと少ないものの、ワインももう一つのテーマであった為、そちら系のベンダーも幾つか。
あとはチョコレートを使ったボディケア用品や、チョコレートケーキを題材にしたクラフト、ショコラティエのPCゲーム、オーガニック野菜の宅配業者、なんてものもありました。

デモや講演もあったのですが、会場内を周るだけで精一杯で、参加はかなわず。(悔)
まあ、これは覚悟の上だったので、仕方がないですな。

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最後の最後で、Rogiさんはチョコレートウォッカ、私はチョコレートリキュールの試飲に挑戦。
娘達の好奇心に満ちた眼差しの前で、私達の示した反応は、
「甘すぎ~~!!(うええ)」
という、げろげろなものでございましたよ。(ごめんなさい)


ギラデリでの砂糖攻撃で懲りて、今回は水ボトルを2本持ってきていたので、最後は皆で飲み合って、意気揚々と会場を後にして。
駐車場に向かう途中で、同じ敷地内にあるベジレストランのGreensで、サラダやサンドイッチを買い求め。
加えて、このイベントの前に行った、サンフランシスコのファーマーズマーケットで買ったパンやお惣菜で、車内でわいわいと、遠足気分のランチなど。

チョコのおかげで血糖値高く、ランチで栄養補給もばっちりで、娘達は日本語学校に。
そしてこれだけの冒険(?)をすませてもまだお昼過ぎ、ということに嬉しさを覚えながら、帰宅した母は、集めたサンプルを、そっと冷蔵庫にしまったのでありました。
*-*-*-*-*-*-*-*-*
繰言は、ざっくりとこんなところにしておいて、あとは後編@記録オンリーにて。
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by senrufan | 2009-03-29 14:37 | Trackback | Comments(10)
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Commented by peartree22 at 2009-04-01 16:38
おぉ!こんな魅惑的なイベントがSFでもあるなんて・・・。
チョコラバーにはたまりませんね。激甘と分かっていても食べてしまう・・・、Miyukiさん、それは私も同じです。(小さな町に遊びに行った時、ついついチョコレートやさんを覗いて、「あー、また激甘だろうなぁ」と感じても、試さずにはいられない私でした)
最近、また間食が多くなってしまっている私。チョコレートは家にあるとついつい1人で食べてしまうので、買わないようにしているのですが、かえって反動が怖いです(笑)。
Commented by すれっぢ at 2009-04-01 22:56 x
先日TVでギラデリのCM見たんですよ~。なんか、どんどん有名に
なってるようですね。う~ん、日記読んでるだけで口の中が甘くなって
きた・・・梅干だけじゃないんだ(笑)この建物、昔の工場かな~、渋い
ですね。
Commented by nikkeilife at 2009-04-02 00:21
わ~、こういうイベント見つけるのお上手ですね。私もちょっと食べるだけで胸焼けするんですが、やっぱりやめられませんね。色んなチョコバーを試したいんだけど一枚買ったら3年ぐらいかけないと食べ終えれないので諦めているんですが、こういうところでサンプル貰えばいいんだ。よーし、こっちでも探してみるぞ!
Commented by shina_pooh_at_sfo at 2009-04-02 07:07
あぁぁ、なんて魅惑的なイベントなんでしょう。私も少し前にこのイベント情報をどこかで見かけ、記憶に残す前に詳細を忘れ去り、涙していたところです。夫がつきあってくれたかどうかは不明ですが。。確かに袋にぽんぽん入れていかないと、会場内で鼻血ものですね。最近はミルクよりダークチョコレートのほうが好きになってきてる自分を、夫に自慢しています(笑)それにしても。どうしてこうチョコレートって魅惑的かつアディクティブなんでしょうね。
Commented by Miyuki at 2009-04-02 11:52 x
*ちゃんさま
そなんです、後悔するってわかってるのに、食べるのがやめられないんですううぅぅぅ!!(よよよ)
最近どころか、いつも間食が主食の時も多い、つかそれって間食じゃなくて、お菓子が主食というべきか、だったらそもそも買わないようにして防ぎなさい大人のくせにというツッコミがあふれ出てあああああ(すでに支離滅裂)
Commented by Miyuki at 2009-04-02 12:00 x
*すれっぢさん
おお、ギラデリがカナダに進出ですか! そちらの美味しいフレンチチョコと戦って勝てるつもりかしら(笑)
さすがお目が高いというか、ここFort Masonは確か前は陸軍基地、だったかなあ。港に面してて、こんな感じの大きな倉庫っぽい建物が幾つか建っているのですが、中に入っているお店などはどうしてどうして、オシャレなところがそろってます。
Commented by Miyuki at 2009-04-02 12:03 x
*アヤコさん
いやいや、1枚で3年もたせられるのが、アヤコさんの理性のすばらしさを物語っておりますぞ。私は結局ががーっと食べちゃって、あとで吐き気に苦しみながら後悔する、ということを百万回繰り返している人生です……あ、このイベント、LAでもやりますよ! スケジュールをチェックしてみてくださいまし~vv
Commented by Miyuki at 2009-04-02 12:06 x
*shinaさん
チョコとワインでしたからね、shinaさんにぴったりなイベントと言えましたね~。おっ、ダークに傾きつつありますか! おいでませ、こちら側に(笑)
ね、ほんとにチョコって媚薬と呼ばれるのが良くわかりますよね。私にとっては、マリファナ以上の麻薬です。って、マリファナを試したことがあるわけではないですよ、ほんとですよ!(あたふた)
Commented by mame-honey at 2009-04-02 14:08 x
凄い!香りからして甘そうで楽しそうですね〜。 チョコレートは好きなのですが、すごくちょっとづつ食べるのでなかなか無くならないんですよね、、。
私もダークチョコの方が好きです。
Commented by Miyuki at 2009-04-03 13:54 x
*mame-honeyさん
確かに香りもかなりの甘さでした(笑) チョコレートって特別に思うだけあって、私も口に入れるのは少しずつ、なんですが。問題はその少しずつ、を数時間続けてしまうことですかね……(遠い目)
わあい、ダークチョコ仲間、増えつつあるなあ♪


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