Anniversary of the 1848 Revolution (Hungary)
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【レストラン】
近所に2軒のレストランがオープンした、ということはすでに書いたけど。
1軒目は
こんな感じで、さて、2軒目はどうだろう。友人2人と偵察だ。
待たされること必至だったので、開店と同時に入ったよ。
モノトーン系の店内は、窓の多さと店員さんの朗らかな態度が手伝って、明るく広く、良い感じ。
新しいお店の嬉しいのは、全体的に張り切りムードがあるところ、だよね。
メニューをざっと見たところ、
アメリカン・グリル・窯・地元産・新鮮、というキーワードが浮かんでくる。
つまり、サラダにピザにステーキなど、アメリカンでお馴染みなメニューが並んでいるけど、使ってる材料はバラエティに富んで、調理も一層気合を入れてるよ、みたいな。(説明になってません)
店員さんのお薦めを聞いて、選んだのはサラダと前菜とメインから、それぞれ1品ずつね。
最初にサーブされたパンは、なんとエピ。これは嬉しい驚きだ。
このレストランは名前の通り、奥にはベーカリーが併設されててね。実は待ち合わせ前に、すでに訪問してパンを買っていたのだけど、その中にエピもあったのだ。
買ったパンより先に、こちらで味見できるぞ。
穂を1つとって、あむっ、とね。
うん、すんごくもっちり・固めの仕上がりで、これはかなり私の好みだよ。買ったパンを食べるのが、ますます楽しみ。
と、パンとサービスでまずポイントを稼いだ後で、運ばれてきたのはサラダと前菜だ。
可愛らしい色合いは、
Roasted Golden Beet Salad。友達2人ともビーツ未体験というので、ぜひ試してもらいたくてね。
白いソースはHorseradish yogurtで、くるみとFennelも混ざってる。
茹で具合も適度なビーツは、ゴールデンだけあって、味わいが更にマイルド。上に盛られたセロリの、しゃきしゃき歯応えが新鮮さの証。
と、素材にはとっても満足なんだが、ソースにホースラディッシュ風味がほとんど感じられず。勿論、これはこれで十分美味しいのだけど、ホースラディッシュ好きな友人は、ちょっと残念そうだった。
前菜的に頼んだ単品は、
Fresh Mozzarella and Tuscan Kale Pizza。これまた、ケールを食べたことがないという友人に。
Panchetta入り、Oreganoふりかけ。
エピから期待した通りに、ピザ生地がうまいったら。もちもちの歯応えで、しっかり噛んで味わえる。
ケールもモッツァレラも、嫌味がなくてすごく良いのだけど、強いて言えば、ちょっと油が多いよね、というのが全員の意見。
というのは、パンチェッタトチーズだけで油分は十分なのに、更に上からオリーブオイルがかけてあるのか、生地に塗ってあるのか、なので。
どちらか1つにしてもらえれば、私達には更にありがたかったのだけど。
メインは、ウェイターさんのお薦めにより、
Spit-Roasted Fulton Ranch Chickenにしたよ。
提携している農場の鶏肉を、窯で3時間半もかけて焼いてあって、それはそれはもうすんごくジューシーで、たまらない美味しさなのだ、と手ぶり付きで力説されたもんでね。(くすくす)
添えてあるのはWarm chicory lettuces、Bacon-mustard vinegrette、それにCrisp potatoesなり。
どん、と置かれているのは、手羽と胸肉の2種類。
切り分けて食べてみたところ、確かにジューシーで柔らかいのは良いのだけど、やっぱりこれも油っこい。
鶏皮から出てくる脂だけでも多いぐらいなのに、更にベーコンを加えているので、おかげでせっかくのレタスまで、たんまり油に浸ってて。
チキンは、特に胸肉の方は満足な美味しさだった分、これにしゃきしゃき・さっぱり野菜を沢山添えてくれていたら最高だったのになあ、と思ってしまってね。
それもこれも、
「年のせいです(きっぱり)」と言われたら、ワタシにゃ反論できませんが。
前の1軒もそうだったけど、これだけで判断するつもりは毛頭なく。
他に魅力的なメニューが並んでるし、素材の良さははっきりわかったので、むしろ再訪したい気満々。今度は誰と行けるかな。
デザートも興味はありつつ、隣のベーカリーで買えるので、そちらも後日トライしてみよう。
関係ないけど、私達のテーブルを受け持ってくれたウェイターさん2人、そろって両腕にタトゥーを入れてて、しかも1人は
おどろおどろしたドクロの刺青だったりしたので、腕を差し出されるたび、びくっ、としてしまったもんでしたよ。
Mayfield Bakery and Cafe
858 El Camino Real (in Town and Country Village)
Palo Alto, CA 94301
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レストランに行く前から、ここのベーカリーのクロワッサンがおいしい、と聞いていた。
情報をくださったのは、またまた愛しの
ありすさん。もうすでに、感謝というレベルを超えてます。(つまり宇宙規模の愛)
地元民ゆえ時間もあったので、待ち合わせ時間前に、一人でベーカリー探索をね。
横に細長い店内は、入口目の前にペストリー類、その横にケーキのコーナーが。
後ろの棚には、リーン系のパンが勢揃い。
ここでも、店員さんが感じ良くってね。
どのパンにしようか決めかねていたら、どんな系統のものが好き?と尋ねてから、お薦めパンを考えてくれてね。
お値段はそれなりにしてしまうのだけど、ラインナップはなかなか充実。
迷った末に、2種類あったエピのうち、全粒粉の方をお願いした。勿論、プレーンとチョコのクロワッサンも忘れずに。
コーヒーや紅茶のドリンク類メニューもそろってて、外のテーブルでは、パンとコーヒーを前に歓談するおじさま方も。
サンドイッチも頼めるし、キッシュやサラダなどのレストランのメニューもあるので、持ち帰りや軽食にもよろしいかと。
帰宅してから食べてみたクロワッサンは、ざっくり・しっかりの系統で。
お気に入りクロワッサンリストに照らし合わせるならば、Tartineのラインに近いかも。
皮が厚くて素朴で、中のふんわり感にも重みがある、というか。お菓子じゃなく、「パン」としてのクロワッサン。
久しぶりに食べたクロワッサンが当りの品で、嬉しく思うと同時に、改めて増した、ありすさんへの信頼感。
チョコクロワッサンの方は、私が味わう隙もないうちに、お嬢に平らげられてしまったので、評価はわからず。(くそう)
エピはやっぱりうまかったー。こんなもちもちブレッドのパン屋さんが、近所にできたのは嬉しいなあ。
アメリカのパンはまずいという日本の人が多いことを考えると、こおゆうパンが好きな私って、やっぱり味覚音痴なのか、と不安にかられたりするんだが。
しかし先日、数年ぶりに口にしたSafewayの$1.39のWhite breadが、
むっっっちゃくちゃマズかったので、少なくともヘンタイの域には入ってない味覚音痴、と妙に安心したのだった。(それもどうなんだ)